◇自己評価◇

【環境・体制整備】

・利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか
⇒はい
相談室や、事務室を除いても、訓練室はゆとりのあるスペースを確保しています。

・職員の配置数は適切であるか
⇒はい
配置基準を満たしています。職員には、学びの機会を提供したいと考えており、常に研修や講習に参加できるように工夫をしています。

・事業所の設備等について、バリアフリー化の配慮が適切になされているか
⇒どちらともいえない
身体以外の障害児ケアを前提としているため、階段、段差などバリアフリー化していない個所もあります。
ただし、ニーズがある場合、一人ひとりに寄り添えるようにサポートしていきたいです。

【業務改善】

・業務改善を進めるためのPDCAサイクル(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか
⇒はい
日々、子どもたちが変化し、成長していくということを念頭に、日々のモニタリングから、どのように子どもたち、また、施設がより良くなっていくかを職員皆が考えて活動しています。

・保護者等向け評価表を活用する等によりアンケート調査を実施して保護者等の意向等を把握し、業務改善につなげているか
⇒どちらともいえない
アンケート調査というかたちではありませんが、日々、保護者や関係者から聞き取り、相談を受け、意見等を密に把握しています。

・この自己評価の結果を、事業所の会報やホームページ等で公開しているか
⇒はい
ホームページに公開しています。

・第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか
⇒いいえ
第三者による評価等は受けておりません。教育委員会や学校の先生方、地域の方々、市議や県議などの関係各位の皆様には日々来所いただき、ご意見をいただいております。

・職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか
⇒はい
事業所内の定期的な研修や勉強会に加えて、外部研修の機会も、設けております。

【適切な支援の提供】

・アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的に分析した上で、放課後等デイサービス計画を作成しているか
⇒はい
必ず作成しています。また、日々のモニタリングの結果をもとに計画を見直し、定期的に支援計画の更新を行っています。

・子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメントツールを使用しているか
⇒どちらでもない
標準化されたツールはありませんが、ガイドラインに則した項目はもれなく聞き取れるようにアセスメントの際、心がけております。

・活動プログラムの立案をチームで行っているか
⇒はい
現場スタッフが中心となり、子ども一人ひとりのニーズに応えられるよう、柔軟に支援しています。

・活動プログラムが固定化しないよう工夫しているか
⇒はい
先述の通り、常に子供たちのニーズを取り入れるようにしています。

・平日、休日、長期休暇に応じて、課題をきめ細やかに設定して支援しているか
⇒はい
休日に課外活動やイベントを増やすなど、ニーズに合わせてきめ細やかに課題設定するよう心がけています。

・子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて放課後等デイサービス計画を作成しているか
⇒はい
子どもの個性に合わせながら、個別活動と集団活動の組み合わせを行っています。

・支援開始前には職員間で必ず打合せをし、その日行われる支援の内容や役割分担について確認しているか
⇒はい
基本的な役割分担は決まっており、その上で、誰がどのように役割を担うかを密にやり取りしています。

・支援終了後には、職員間で必ず打合せをし、その日行われた支援の振り返りを行い、気付いた点等を共有しているか
⇒はい
先述の通り、密にコミュニケーションをとっています。活動報告書のモニタリングを見ることで、情報共有できるようになっています。

・日々の支援に関して正しく記録をとることを徹底し、支援の検証・改善につなげているか
⇒はい
日々の記録は必ずつけて、責任者が報告書をまとめています。
それをもとに、日常的に支援の向上について話し合っています。

・定期的にモニタリングを行い、放課後等デイサービス計画の見直しの必要性を判断しているか
⇒はい
日々の活動報告のなかで、モニタリングを行っています。それをもとに計画の見直しを行っています。

・ガイドラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか
⇒はい
ガイドラインに示されている基本活動すべてを網羅するように活動を行っています。

【関係機関や保護者との連携】

・障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最もふさわしい者が参画しているか
⇒はい
会議に際しては、事前のミーティングをしっかりと行い、最も精通した人員を参加させ、支援事業所、保護者双方が円滑に会議できるよう配慮しています。

・学校との情報共有(年間計画・行事予定等の交換、子どもの下校時刻の確認等)、連絡調整(送迎時の対応、トラブル発生時の連絡)を適切に行っているか
⇒はい
適宜担任や教務主任の先生、教頭先生などと情報共有を行い、学校まで送迎している子どもに関しては、担当者に送迎時間等を伝えています。

・医療的ケアが必要な子どもを受け入れる場合は、子どもの主治医等と連絡体制を整えているか
⇒はい
指定医は設定していますが、個別に医療的ケアを必要とする子どもは現段階では通所していません。必要な子どもを受け入れた場合は連携を図っていきます。

・就学前に利用していた保育所や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等との間で情報共有と相互理解に努めているか
⇒どちらでもない
就学時前から関わりのある子どもに関しては、保育士さんと情報共有しています。比較的高学年の子どもが多いため、就学前の情報よりは学校との情報共有がメインになっています。

・学校を卒業し、放課後等デイサービス事業所から障害福祉サービス事業所等へ移行する場合、それまでの支援内容等の情報を提供する等しているか
⇒はい
障害福祉サービス事業所等への移行の前例はありませんが、必要に応じて、積極的に情報共有していきます。(高等学校への引き継ぎは前例があります。)

・児童発達支援センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携し、助言や研修を受けているか
⇒どちらともいえない
上記の2機関ではないが、各市町村の窓口、保健師、医師、カウンセラー等には常態的に助言・援助をもらっています。

・放課後児童クラブや児童館との交流や、障害のない子どもと活動する機会があるか
⇒はい
地域の障害のない子どもたちも来る集まりに参加する機会もあります。

・(地域自立支援)協議会等へ積極的に参加しているか
⇒どちらともいえない
地域自立支援協議会には参加していないが、文書等で情報を共有している。
また、公的な教育機関の連絡会議や民間主催の会議には参加しています。

・日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の状況や課題について共通理解を持っているか
⇒はい
先述の通り、常に密な連携をとれるよう心がけています。
必要に応じて援助をし、望まれるほかの各種機関へつながるサポートも積極的に行っています。

保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対してペアレント・トレーニング等の支援を行っているか
⇒はい
定期的に勉強会を開くなど、保護者の理解向上に努めています。
(現在はコロナウイルス感染症対策により勉強会は休止しています。個別の相談には引き続き応じています。)

【保護者等への説明責任等】

・運営規定、支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか
⇒はい
運営規定等の説明にあたっては、丁寧な説明を心がけています。
今後ますます丁寧で分かりやすい説明を心がけていきます。

・保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を行っているか
⇒はい
先述の通り、常に密なコミュニケーションを心がけており、保護者が相談しやすい雰囲気づくりを心がけ、寄り添う姿勢を大切にしています。

・父母の会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を支援しているか
⇒はい
保護者が交流できる機会の拡充に努めております。
月1回から2回の勉強会や交流会を開催しています。
(現在はコロナウイルス感染症対策により勉強会は休止しています。個別の相談には引き続き応じています。)

・子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや保護者に周知し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか
⇒はい
前例はありませんが、苦情対応マニュアルを作成し、迅速かつ丁寧な対応を行います。

・定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや保護者に対して発信しているか
⇒どちらでもない
会報等は発行していませんが、SNS等を活用し、保護者へ情報を発信しています。
また、勉強会や交流会も情報発信の場となっています。
お仕事等で頻繁に交流できない保護者に対しての情報発信を課題としています。

・個人情報に十分注意しているか
⇒はい
個人情報同意書を保護者、スタッフ双方に提出してもらい、個人情報の取り扱いは十分注意しています。
また、各種重要書類にも記載し、さらに、特定個人情報取扱規定も策定し、行政書士と共に管理を徹底しています。

・障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか
⇒はい
それぞれのニーズや特性に合わせ、日々、良い方法を模索し配慮しています。

・事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか
⇒はい
勉強会や交流会に際しても、利用者保護者以外にも広く参加者を募っています。
(現在はコロナウイルス感染症対策によりイベント等は休止しています。)

【非常時の対応】

・緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し、職員や保護者に周知しているか
⇒はい
全体を網羅したマニュアルを策定しています。今後ますますの周知の為に、勉強会や研修会を増やしていきたいと思います。

・非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行っているか
⇒はい
避難訓練等は行いましたが、職員だけの最低限のものとなってしまったため、今後利用者等を含めた実践的な訓練を行いたいと思います。

・虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか
⇒はい
運営規定にも記載をし、職員間で適切な対応ができるよう話し合っています。

・食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか
⇒どちらでもない
原則、食事提供を行っていません。おやつ提供にあたっては、本人や保護者に確認しています。
また、アセスメントの際にはアレルギーについて確認をしています。

・ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか
⇒はい
ヒヤリハット事例集としてだけではなく、総合的な課題問題集を作成し、共有しています。